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バッテリーがあまり持たない?
ポケットwifiがあると外出先でいつでも、どこからでもデータ通信ができます。また通信制限を気にすることなくたくさん通信ができるので魅力的です。しかしポケットwifiを使っている人の中で、消費電力が大きいためかすぐにバッテリーがなくなってしまうところに不満を感じている人も多く、同様な意見がしばしば見られます。
最近の機種を見ると、消費電力をなるべく少なくしていたり、バッテリー容量を大きくとることで少しでも長持ちするようにしていたりと、さまざまな工夫が施されています。しかしよくデータ通信をしている人から見ると、10時間前後で底をついてしまうと使いにくさを感じてしまうこともあります。
消費電力を少なくして、少しでもバッテリーの持ちを良くする方法はあります。例えばテザリングの使い分けを意識してみましょう。テザリングと言うとwifiを使ったものしかないと思っている人もいるでしょう。しかしその他にも手法はあって、例えば近距離無線通信機器によるテザリングがあります。近距離無線通信機器によるテザリングの場合、同時に接続できる機器の数はルーターにもよりますが1から3台と、wifiと比較すると少なめです。また通信速度が最大3Mbpsに制限されてしまいます。しかしwifiテザリングと比較すると消費電力が少なくなります。そのため、最初のうちはwifiを使って、バッテリー残量が少なくなってきたところで近距離無線通信機器のテザリングに切り替えてみると、より長時間データ通信を楽しめます。
このような使い分けによる工夫は今日からでも手軽に始められるでしょう。
容量ではなく時間をチェックすること
消費電力がどのくらいなのかは、目安になる基準がいくつかあります。バッテリー容量を一つの基準としている人もいるでしょう。確かにバッテリー容量が大きければ、電池の持ち時間も長くなります。しかし単純に比例するものではありません。例えばバッテリー容量が倍になれば、稼働できる時間が倍になるとは限りません。
長時間外出するので、電池の持ちを機種選びで重視したいと思っているのであれば、連続通信時間をチェックしましょう。ほとんどの機種において連続通信時間はスペック情報などに明記されています。もちろんこの時間も一律ではなく、タッチパネルでの消費電力量も違ってきますし、スリープをこまめに使用すれば節電効果があり、時間を延ばせる可能性もあります。
ポケットwifiの連続通信時間は、ここ数年で飛躍的にアップしています。現在ではコンパクトタイプでも8時間程度、大容量バッテリーを使用している機種であれば14時間程度持つものも出てきています。2、3年前の機種の場合、どんなに長持ちのものでも4時間、使い方によっては2時間程度で電池がなくなってしまい、データ通信ができなくなるものもざらにありました。これだけ見てもバッテリー能力に関しては大きく性能が向上していることがうかがえるでしょう。
手軽に実践できるバッテリー持ちを長くする方法
外出している時間が長いので、できるだけポケットwifiを長持ちさせたいと思っている人もいるでしょう。その場合、自分でできる対策もいくつかあるので、以下で紹介することを実践してみましょう。
まずはキャリアアグリゲーションを無効にすることです。CAという略称で紹介されることもありますが、複数の電波を束ねる方式で、通信速度を早く安定したものにする効果があります。CAを有効にしておけば、最大通信速度を従来の2から3倍以上に向上させる効果が見込めます。しかしその一方でCAを有効にしていると、消費電力がどうしても増えてしまいます。その結果、バッテリーの減りが早くなってしまいます。
オンラインゲームや動画閲覧などデータの大きなものをやり取りする場合、CAを有効にしておく必要があるかもしれません。しかしそれ以外の普通のホームページを閲覧する場合や、メールのやり取りをするなど一般的な用途でデータ通信をする場合、CA機能は必ずしも必要ではないでしょう。そのためCAをオフにすることで、バッテリーの持ちを長く伸ばせる可能性が高くなります。
その他にはデータ通信をするパソコンやスマホの端末のwifiを必要な時だけオンにする方法もあります。ポケットwifiと端末の両方がオンになっていると、お互いの通信状態をやり取りする必要が生じます。しかし端末を使っていないときにwifiをオフにしていると、モバイルルーターはそれ以外の機器の探索しか行わないので、消費電力を低く抑えることができます。その結果、バッテリーを温存し、より長時間連続使用できるようになります。モバイルルーターの電源をいちいちオンオフしていると面倒ですし、起動するまでに多少時間がかかるので大変です。しかし上で紹介した方法は端末のオンオフの問題で、モバイルルーターはつけっぱなしにしていても問題はありません。もしバッテリーの減りが早くて困っているようであれば、端末のwifiをオフする方法で対処してみると良いでしょう。
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