wifi利用で知っておくべき通信規格のこと

2024/01/30

wifiの通信規格5GHz帯と2.4GHz帯


wifiを利用してインターネットを行う場合に気をつけないといけないのは、通信機器が通信規格に適しているかどうかです。

せっかくルーターを購入してインターネットができる環境を整えても、規格に互換性がないとインターネットすることはできません。

wifiを複雑にしてしまっている理由の1つとも言えますが、それぞれの通信規格が持つ役割や特性などを知ることで簡単に理解することができます。今後もあらゆるシーンで通信環境は便利になっていくことが予想されるので、規格のこともしっかり知っておきましょう。


Wifiで使用される通信規格の1つに5GHz帯があります。

さらに分けると11acと11aがあります。

5GHzの特徴は対応している機器が少ないため、電波の干渉が小さくなっています。

インターネットの速度はかなりのスピードになっているため、大きなファイルをやりとりする場合もスムーズです。

パソコンやレンジ、ルーター、キーボードなどに使用されているのがこの規格です。

一方で壁や家具などの障害物を透過する能力が弱いため、電波が飛んでいる範囲はかなり狭くなっています。


もう1つの規格である2.4GHz帯は、11gと11bに分けられます。

障害物に強い特徴があり、ほとんどのwifi機器に接続できるようになっています。

壁や扉を透過する能力に優れており、安定した通信環境を提供することが可能です。

一方で、多く利用されている帯となるので他の機器との干渉によってインターネットの速度は遅くなってしまう傾向にあります。

新しいタイプのモバイルルーターならほとんどの規格に対応していますが、古い機種になると対応してない規格もあるので注意して選ぶ必要があります。

対応している規格については機器に記載されています。


wifiの速度を決めるストリーム数

世に無線lanの規格が登場したのは、1999年のことです。

今でこそ最大転送速度は1Gbpsを超えるスピードとなっていますが、最初の頃は数十Mbpsという速度でした。

最初に使用されたのは11bの2.4GHzでしたが、電子レンジなどの家電に使用されていたこともあり、5.2GHzの11aも使われるようになりました。

それぞれの規格が独自に進化を遂げて、互換性のないまま普及を遂げていきます。

2003年になると、2.4GHzの上位互換となる11gができて、11bの転送速度に並びます。


2003年からしばらくの間は、通信規格に大きな変化はありませんでした。

2009年に2.4GHzと52GHzで使用できる11nが登場し、転送速度もこれまでよりスピードアップして600Mbpsになりました。

共通して使用することのできる11nは、複数アンテナを利用することによって通信の高速化を図っているのが特徴です。

つまり、これまで1本分の経路しかなかったものが複数になったことによって1度に多くのデータを送ることができるようになったのです。

電波は壁などの物体に反射する特徴がありますが、その反射波を利用した技術を用いた通信ができるのも特徴です。


共通して使える11nですが、その後は5GHzの11acが大きく躍進します。

帯域幅の拡大やMIMO方式を拡張したことによって、これまでよりも格段と早い高速通信を実現します。

11nは経路を増やすことで通信速度を上げましたが、11acは他に新たな経路を増やして経路の幅を増やすことで転送速度が速くなっています。

動画のように容量の大きいファイルの転送にも向いており、一度に送れる容量も大きくなっています。

このようにwifiの通信規格は日々進化を遂げており、対応する機器も増えています。


wifi規格から見るルーターや端末の選び方

wifiを利用できる通信機器は増えています。

特にインターネットが使えるパソコンやスマホ、タブレット端末などはwifiを上手に活用することによって通信費用の大幅な節約に繋がります。

同じルーターでも種類によって利用できる通信帯は異なるため、スムーズに通信できるものを選んでいきましょう。

速度で見ると11acに対応していることや5GHzに対応しているものが優れています。

新しい機種のものであれば、これらの通信帯に対応しているものがほとんどですが、中古ルーターだと対応してない可能性もあります。


通信規格は進化しており、今後も新しい規格が出てくることも考えられます。

ルーターを購入している場合に、新しい規格に対応したものにするには新しいルーターの用意が必要になります。

常に新しいルーターを使うなら、購入という方法だけでなくレンタルで導入するのも方法の一つです。

買うのに比べると初期コストを抑えることができること、一時的な利用も可能になっているのが特徴です。

今は十分な転送速度の規格でも、転送する媒体は大きくなっています。動画の視聴や転送などがいい例ですが、動画がきれいになるほど容量は大きくなるので転送にかかる時間は大きくなります。


ルーターや通信機器によっては、新しい規格に対応していても端末やシステムの劣化によって転送速度が落ちてしまって能力が定価していることもあります。

規格以外にも通信速度に影響するファクターがあるという点にも注意が必要です。

通信規格の対応だけで選ぶのではなく、安心できるお店で信頼できるルーターや通信機器を選ぶことも大切です。